限械突破ジフレドでジオラマ

限械突破ジフレドでジオラマ

今回のテーマ

以前作ったジークアクス、赤いガンダムと同様今回もニャアンとジフレドが初対面したシーンに焦点を当てていく。

そこで選んだシーンはこちら。

うーん、暗い。
この格納庫、照明が全然仕事してない。
その割に手摺無しの橋である。
ジフレドの全高が18.2mとのことなので、通路の高さは16mくらいの高さがありそう。この場所は重力が少ないようなので、こういった設計が可能なのかもしれない。

本題に戻ると、この薄暗いシーンをどう解釈するかが今回のジオラマのメインテーマになりそう。

ということで塗装プランを考えた。
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プラン① 照明効果を無視して、設定本来の色を想像して塗る

プラン② 照明効果を意識して、画面に映った照明の影響を受けた色を塗る
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私個人の好みは①なのでそれで塗ってみよう。

ロマンVS置き場所

高い天井を表現したかったので足はバッサリ切り落とした。
(ジークアクスでの足の塗装が大変すぎてトラウマだったのもある)

そうしてとりあえず仮組みしてみた。

デ、デカい…!

30cm立方体の迫力と空間占有率は半端じゃない。
正直飾る場所も厳しい。

ロマンは感じるけどちょっと無理かなー。

どこを削るか…。
側壁は通路に繋がったり、通り道があったりで重要な要素なので、1枚は絶対作りたい。
通路ももちろん作りたい。

ということで背中の壁と片方の側壁を諦めることにした。

側壁の作成

アニメの映像を何度も見返し、ディテールを再現。

色についてはかなり悩んだが、壁材本来の色味を予想して塗ってみた。

正直劇中のように薄暗くないと、重厚感をあまり感じない…。

ジフレド本体の作成

ジークアクス同様、鬼の色分けを覚悟していたが、なんとジークアクスよりも使う色が多い。

まさか緑を4色も用意するとは思わなかった。

設定画を参考に完璧に仕上げたのでかなり愛着が湧く。

これでプラン①の「照明を無視して、設定本来の色を想像して塗る」が概ね形になった。

見栄えはどうだろう…?

これはこれで細部が見やすくていいけど、劇中の重々しい雰囲気は出せていない気がする…。

なにより中央にいるキャラ達は照明の影響を受けて青くなってしまっているため、チグハグになってしまっている。

劇中では天井から青い光が照らされて独特な雰囲気が出ている事を考えると、

プラン②「照明効果を意識して、画面に映った照明の影響を受けた色を塗る」
にしたほうが正解だったかもしれない。

今から軌道修正できるのか?

照明効果ってどう表現する?

照明効果を考慮した塗装は今回が初めてだったが、覚悟を決めて挑戦することにした。

暗い部屋の中で青い照明だけが上から当たっている状況を表現するため、
頭上からクリアブルー、クリアブルーがかかっていない場所にクリアブラックを塗布することにした。

こだわり抜いて調色したジフレドがどんどん変色していくことに不安を覚えながらとにかく塗り重ねる

そして完成したジオラマがこちら。

な、なんとかなった……!

それっぽい雰囲気を醸し出している気がする。

トリミングしてジオラマのみを映すと、臨場感と不気味さを感じることができた。

今回は塗装表現を試行錯誤したが、結果的に上手く行ってよかった。

↑作品が完成するたびに安堵してるな…

次回はジークアクスジオラマシリーズ最後となる、シャアと白いガンダム編をやっていく。

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